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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

議会報告会が低調な理由

2015年5月 1日 16:04 高松ひでき 記す

統一地方選挙後半戦も終わり、新聞では宇部市議会議員選挙、周南市長選挙の結果やネットを騒がした全裸ポスター候補の落選、元阿久根市長の市議選トップ当選などの記事が踊っていました。

ところで山陽小野田市議会に目をやってみますといつのまにか3月議会分の議会報告会が終わっていました。

 

聞くところによると今回の市民の合計参加者は63人。相変わらず低調です。

議会報告会を実施している議会は約半数あります。

そのほとんどの議会でも参加人数の少なさと参加者の固定化はなかなか越えられない壁のようです。

 

議会報告会への参加者が少ない大きな理由として「議会に対して興味がない」「報告会が面白くない」「報告会が行われているのを知らない」の3つがあります。

 

「議会に対して興味がない」は議会に限らず、市長の市政説明会や対話の日にも言えそうです。今回の県議会議員選挙などを見ても過半数は選挙に行かない実態の中では当然かもしれません。

しかし、住民は議会に対して「議会がどんなことをしているのかわからない!」「議員は何をやっているのかわからない」と言います。

それを払しょくするために報告会を開催しているはずですが、一向に参加者は増えません。

 

 

また「報告会が面白くない」は行ったことのある市民の意見ですが、はっきり言って面白くありません。もちろん議会は面白いことをやっている訳ではありませんので、その説明は面白いものとはならないのです。

しかしながら、面白くはなくとも興味深い報告会にすることは可能です。そのためには委員会や本会議場の臨場感を伝えたり、地域地域に密着した話題を報告したり、議会用語を使わず低位な言葉を使ったり、といろいろあるはずです。

 

最後の「報告会が行われているのを知らない」は致命的です。現在、報告会の告知は「市広報」「議会だより」「地方新聞」「議会ホームページ」「フェイスブック」「チラシ」といったとこでしょうか。

これらの媒体でも知らない住民がいると言いうことは、宣伝不足に他なりません。

他議会では、ショッピングセンターなどでのチラシ配り、ラジオ放送の利用、新聞折り込み、街頭宣伝などを行っているところもあります。

まずは知ってもらうところから考え直す必要があります。それと同時に参加者に「面白くなかった」と言わせないようにする努力が必要です。

 

参加者の拡大とリピートを図るために知恵を絞りますか?それとももうやめてしまいますか?

 

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