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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

本会議最終日に議案の撤回

2016年9月28日 12:16 高松ひでき 記す

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本会議最終日の冒頭に市長より議案撤回の請求があった。

撤回される議案は合計8本で「学校給食センター整備事業(建築主体・付帯工事)請負契約の締結について」や「物品の購入(調理機器)」など学校給食センター関連のすべての議案についてである。

撤回の理由は、この事業が国の交付金対象事業として採択される見込みで、そうなれば約2億9千万円の交付金が下りてくる。その際に契約締結後、つまり最終日の議決後では交付金対象とはならないというもの。

予定通りにいけば、10月中に交付決定がおり、その後速やかに臨時会を招集し、議会の議決を求めたい意向らしい。

もちろん撤回された議案はすべて適正に入札が執行されており、再提出後も問題なく議決される見込みである。

 

この件に関して本会議場では3名の議員しか質疑を行わなかったが、この様な申し出に際しては事前の全員協議会が開催されたはずなので、その際に質疑が集中し、一定のガス抜きが行われたと思われる。

 

おそらく議会側からすると委員会審査を終了し、委員会議決まですまして本会議の議決を残すのみとなった段階での議案の撤回には少なからず反発があったと容易に想像できる。

その証拠に撤回承認後に「計画的な市政運営を求める決議」を提出している。その内容は委員会で可決した後の撤回は議会軽視にあたる、また、審査を急がせたり度重なる臨時会の招集は計画的な市政運営とは言えないとのことだ。

確かに議会からするとイレギュラーな状況だろうが、市民からすれば議会と執行部の確執はさほど関係ない。

何よりも大事なのは、市民の利益になるかどうかの一点に過ぎない。

 

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