コンテンツ

最近の記事

月別 アーカイブ

山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

投票できない?県議会補欠選挙

2014年2月28日 11:16 高松ひでき 記す

DSC_1572

今回の県議会議員補欠選挙の投票率は39.65%で前回よりも約7ポイント下落した。有権者の半分以上が投票していないという異常事態にさらに拍車がかかった。

 

投票率の低下には様々な要因が考えられるが、今回のように急に補選が行われることになると候補者も政策やビジョンの周知期間が短く、有権者は判断に迷うことになりかねない。

 

候補者がすべての有権者に対して政策や経歴などの判断材料を提供できるツールに選挙公報がある。

 

国政選挙と都道府県知事選挙は公職選挙法で選挙公報の発行が義務づけられている。

 

また首長選挙と市議会議員選挙は自治体の条例制定により選挙公報の発行が義務づけられる。

山陽小野田市においては「山陽小野田市選挙公報の発行に関する条例」により発行されている。

 

しかし、山口県は条例を制定していないため、県議会議員選挙においては選挙公報は発行されない。

都道府県でこの条例を制定しているのは35自治体ある。

 

私自身は今回の立候補者であった江本氏も中元氏も市議会では同じ会派に属していたこともあって、判断材料は持ってはいたが、一般有権者にとって投票行動に結び付ける材料はないに等しかったのではないかと考える。

投票率と選挙公報の相関関係はわからないが、判断材料が少なかったのは事実だろう。

政策中心の選挙が求められている時代に肝心の政策が有権者に届かなければ選挙そのものの意義にかかわることとなり、県の責任は重い。

 

江本県議会議員が誕生したので、まずこのことから県に対して働きかけてもらいたい。

最後まで読まれたらクリックをお願いします!!

全国ブログランキング

只今10位です

政治ブログブログランキング参加用リンク一覧

3月議会は混乱

2014年2月22日 14:41 高松ひでき 記す

平成26年度予算に学校給食共同調理場(給食センター)を建設するための用地取得や設計等の経費1億4342万円が計上されました。

DSC_0344

この予算を巡っては、賛成派反対派の人数は伯仲しているため3月議会は必ず紛糾し混乱します。

 

給食センター建設に反対の議員は建設そのものを白紙(否決)にしたいところですが、給食センター関連経費は義務的経費が含まれる当初予算の一部にすぎないため、市長不信任に値する当初予算全体を否決することは考えられません。

 

残る手立ては予算の減額修正ですが、議会が修正可決すれば、白井市政2度目の再議となる可能性があります。

 

再議とは市長の拒否権であり、議会が可決した議案に異議があれば、10日以内に審議をやり直すことです。再議後、再び同じ議案を可決させるためには、出席議員の3分の2以上の賛成が必要で、再議前の過半数よりもハードルが高くなります。

 

再議となれば市長提出の原案通り可決されるでしょうが、議会を力でねじ伏せた感が残り後味の良いものではありません。

 

このセンター方式と呼ばれる学校給食共同調理場は合併特例債事業として検討を始めたのが平成21年の7月です。

 

4年8か月をかけて、ようやく議案化にこぎつけたものですがその結果が行政との対立と議会内での混乱では市民は引いてしまいます。

市民が納得できるような結末を見出してほしいものです。

最後まで読まれたらクリックをお願いします!!

全国ブログランキング

只今20位です

政治ブログブログランキング参加用リンク一覧

委員長の勘違いはいつまで続く

2014年2月14日 18:33 高松ひでき 記す

委員会室

12月議会の委員会会議録を見てみると委員長は委員会開催時の冒頭に各委員に対して次のように発言しています。

「本日の傍聴は○人です。これを許可します。よろしいですか」

何を勘違いしているのか分からないが委員長に傍聴を許可する権限もないし、委員に同意を求める必要もない。

 

傍聴人は山陽小野田市議会委員会傍聴規程に沿った手続き、つまり「委員会を傍聴しようとする者は、所定の場所で委員会傍聴受付票に必要事項を記入し、委員会傍聴券の交付を受けること」によって傍聴席に座ることができる。

 

山陽小野田市議会委員会条例第19条に「委員会の会議は、原則としてこれを公開する」とあるのをご存じないのであろうか。

 

実はこの委員会条例は議会基本条例制定と同時に当然のように改正されていて改正前の条文は

19条「委員会は、議員のほか、委員長の許可を得たものが傍聴することができる」

つまりこの条文の改正によって傍聴の「許可制」は廃止されたのです。

もちろんこの改正案は議員全員一致で可決されたもの。

つまり、委員長は自らが賛成したはずの条例の中身を知らずにいまだ意味がなく権限のない「許可します」発言を繰り返しているのです。

 

議会では議会基本条例の研修会を開催していると聞くが、委員長がこのような状況では道のりは果てしなく遠い。

 

最後まで読まれたらクリックをお願いします!!

全国ブログランキング

只今15位です

政治ブログブログランキング参加用リンク一覧

議会報告会の課題点

2014年2月 8日 19:50 高松ひでき 記す

1654707_348268618645121_1899871759_n

12月定例会後の議会報告会があっという間に終わってしまいました。

たった3日間しかありませんでしたのでそう感じたのかもしれません。

 

初日の高千帆福祉会館では参加人数は23名と議会義務局職員数名、そして担当外の議員が数名来ていました。

尾山議長を含め地元議員が参加の声掛けをしたということもあり参加人数の面ではまずまずだったのではないでしょうか。

議長のあいさつから始まり、各委員会からの報告時間や司会の進行も悪くなかったように思います。

 

しかし、改善されないままの多くの課題点があります。

 

■市民置き去りの報告内容■

「報告に対する資料が少なすぎてあり、言葉の意味を分からないので理解できないし質問もできない。説明している議員は理解しているのか」

これは参加者の発言ですが的を得た率直な意見だと多くの参加者だけでなく報告者である議員でさえも感じたのではないでしょうか。

議員の説明は難解な議会用語や専門用語を使い自己中心的になりがちです。(説明者本人が理解しているかどうかも疑問)

故意に難しくしているのではないのでしょうが、市民に対して最大限のの配慮がない限りその説明は市民にとって理解できないものになり報告会の本来の意義である説明責任を果たすことにはなりません。

今後は説明には平易な言葉で分かりやすく、なお且つ深く掘り下げるための多くの資料や説明書を作成して配布すべきではないでしょうか。

議会も議案などの執行部の説明の際には「分かりにくい、議員が理解できるように多くの配布資料を準備せよ」と迫るではありませんか。

行政や政治の専門家ではない市民に対してはそれ以上に丁寧な説明をすべきです。

 

■明快な答弁をすべき■

議員は市民からの質問に対して答えに窮するとだらだら長い答弁になりがちです。大体そのような時はごまかしに走っていて、よくよく聞いてみると答えがない場合が多いものです。

わからないことに関しては潔く、「わかりません」「調査の上、しっかりと報告いたします」と述べられたほうが時間の無駄使いにならなくて良いような気がします。

議員が細かい数字などまで記憶していなくとも問題ないのです。

それに市民の質疑の際には「分かりやすく簡潔に一問一答でお願いします」と条件を出すのに議員の答弁が「分かりにくくて難しくて長い」では問題がありますし、結局質問したことに答えていなかったり、錯誤の答弁を行うことがあれば信頼を失いかねません。

 

■告知はしっかりと■

報告会の告知については時間と場所のみですが、具体的な報告内容や参加議員の名前くらいは知らせてほしいものです。

市民の立場から考えてみると今の告知の仕方はまったく丁寧ではありません。

こんな告知の仕方では市民は参加しにくいものです。(私もかって携わっていたので反省しています)

 

■市民参加を増やせ■

今回の議会報告会は改選前の6会場での開催を3会場開催へと縮小しています。

その理由は「市民参加が少ないから」と言いつつも「特にない」と本音が漏れました。

開催回数を減じて参加人数を増やすには、収容力の大きな会場への変更、告知方法の改善、報告方法の抜本的変更、報告議員の増員・・・・など考え方の大転換が必要なはずです。

しかし、今回は会場を3つにしただけで他は何も変わっていません。

もちろん当然の結果、今回の参加人数の平均は1会場14名、過去の平均は1会場14.7名なので数字的には参加人数は減少しています。

 

尾山議長は報告会の冒頭のあいさつで「議会改革度全国10位以内、県内1位を目指す」と明言しました。

その言葉に恥じないように良識ある議会が一丸となって本気で考える必要があります。

最後まで読まれたらクリックをお願いします!!

全国ブログランキング

只今18位です

政治ブログブログランキング参加用リンク一覧

議会報告会始まる

2014年2月 3日 16:24 高松ひでき 記す

議会報告会2011.8.8須恵公民館0798

2月5日の高千帆福祉会館を皮切りに3日間の日程で議会報告会が開催されます。

以前は定例会ごとに中学校校区6会場で行われていたものが、今回は3会場に縮小変更されています。

議会報告会を継続していくと「市民参加の減少」をはじめ「報告内容の吟味」、「報告方法の改善」など多くの課題が出て来ます。

特に市民参加の減少は報告会の意義を失いかねません。報告会を行えば市民が参加してくれるだろう、参加するのが当たり前などと思っている議員がいるとすれば全くの認識不足であり、独りよがりの思いにすぎません。

なぜならば議会で行われてることは市民生活に密着はしているものの決して面白いものではなく、どちらかというと複雑で難解で理解しようとすればするほど混乱しそうな案件ばかりだからです。

改選後の担当委員会では、これらの課題解決に対しての意見も出たと聞いていますがその結果が開催回数の減少では納得できないものがあります。

その説明を聞くためにも2月5日の報告会には参加してみるつもりです。

また、下水道料金の値上げや斎場の請願、山陽オートの補正予算などが報告される見通しです。

議会報告会の目的は単に議会が住民に本会議の経過や結果を淡々と報告するという自己満足の場ではなく、主権者である住民にいかに分かりやすく、そして興味を持ってもらうかという視点を忘れてはなりません。

最後まで読まれたらクリックをお願いします!!

全国ブログランキング

只今20位です

政治ブログブログランキング参加用リンク一覧

« 2014年1月 | メインページ | アーカイブ | 2014年3月 »