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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

エアコン設置へ急加速

2018年10月23日 22:13 高松ひでき 記す

 

10月16日14時からに行われた全員協議会で藤田市長より市内全小中学校へのエアコン設置を早いところで来年の7月初旬から稼働できる状態にすることを目指すという方針が報告されました。

そもそも私が6月定例会で「小中学校のエアコン設置について」と一般質問で取り上げた時の答弁は「必要性は感じているが財政的に・・・・・」というどちらかというと消極的な答弁だったのですが、その後の日本列島を襲った熱波による子どもの死亡事故もあり世論が沸騰、国会まで動かす事態になったこともあり、9月定例会では、急遽、補正予算としてエアコン設置に係る調査委託料1,296万円が計上されました。

この事さえも異例なのですが、この調査委託料とは買取にするのかリースにするのかそれともPFIなのか、熱源は電気なのかガスなのか、金額はそれぞれの学校でいくらかかるかなどの調査で、先行して取り組んでいた宇部市などの自治体はこの手続きを済ました上で実施設計に入る予定です。

つまり調査委託料を議決しても、行政的な手続きを考えれば最短で2年から3年はかかるものですが、この10月の全員協議会での説明は、「(この調査委託料の)必要な額を設計委託料(実施設計)に流用させたい。事業方式もリースではなくて購入としたい」というもので、スピード重視のいわば一般的な行政手続きを超越したものです。

この発表の際におもわず拍手を・・と思いましたが、市長がクールに説明を行うので機会を逸しました。

それにしても国の補助金(1/3)があるにしても総額7億6500万円の事業を僅かな期間で決断したことには敬意を表するものです。

考えられる今後の障壁は、工事等の業者の確保と物品の確保でしょう。

全国的に品不足が見込まれます。山口県だけ見ても宇部市、下関市、美祢市、山口市をはじめ多くの自治体が急速に事業を進めています。

議会も最大限の協力をせにゃいかんと考えます。

 

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