コンテンツ

最近の記事

ブログ記事 アーカイブ

山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

数字で見る投票率の低下

2015年4月16日 17:30 高松ひでき 記す

自民党現職議員が落選するという波乱で幕を閉じた山口県議会議員選挙ですが、予想通り投票率は44.15%と前回比1.93ポイント低下しました。

有権者51941人のうち22934人しか投票していません。

期日前投票者数は伸びていますが、全体の投票者数との関係を考察してみました。

27年県議選投票データ2

期日前投票者数は前回と比較すると1635人増加となっています。有権者数との割合で見てみると下のグラフのようになります。

27年県議選投票データ

期日前投票者数は前回県議選7.16%、今回10.47%で前回比3.31ポイントの増加となりました。

それでは当日の投票者数は下のグラフのとおりです。(グラフの横軸最後の全体は期日前投票を加味しています)

 

27年県議選投票データ3

ほとんどの選挙の場合、午前中に開いた投票率の差は拡大傾向にあります。今回も下のグラフのように前回と今回の投票率を比較してみると10時には1.47%減だったものが、11時には2.6%減、16時4.34%減、19時30分には4.92%減まで拡大しています。

27年県議選投票データ4

つまり期日前投票は伸びているものの投票率全体では低下しています。

期日前投票は便利な投票方法ですが、数字だけ見ると投票率アップにはつながらなかったと言えます。

しかしそこには、期日前投票があったから1.93ポイント減で収まったとの見方もできます。また反対に投票に行く有権者が便利な期日前を利用したという見方もあります。

でも結論は有権者の半数以上が投票に行かなかったという事です。

投票率低下の直接の責任は有権者にあるのですが、その有権者に投票に行ってもらうために正当な訴えを行うのは候補者本人であり、投票しやすい環境を整備するのは行政であるはずです。

 

最後まで読まれたらクリックをお願いします!!

全国ブログランキング

只今位です

政治ブログブログランキング参加用リンク一覧

コメントする