コンテンツ

最近の記事

ブログ記事 アーカイブ

山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

あなたの地元に行くかも?

2013年4月 8日 12:22 高松ひでき 記す

昨年から会派として要望していた「自治会や諸団体を対象とした意見交換会」を議会機能向上特別委員会において実施することに決定をしました。

この意見交換会は我が会派から議長に対して要望し議長が議会運営委員会に諮問、しかし議会運営委員会ではなかなか結論が出なくて宙に浮いていたのだが、特別委員会では1回の審議で結論を見た。

特別委員会では、いまだに「議会報告会や市民懇談会を充実すれば必要ない」だとか「まず議会報告会などを検証、精査すべき」などの意見がありましたが、最終的には委員長が一蹴、実現にこぎつけました。

 

議会の「自治会廻り」には理由があります。

その理由は単純で「住民が満足していない」から。議会が本来与えられている基本的な職責を果たしていないからです。

議会は住民の声なき声に耳を傾けることを怠ってはいけません。

そもそも単なる住民の代表で一番住民に近い存在であるはずの議員が、いつのまにか赤絨毯の上を闊歩する特権階級の人間として捉えられてしまっているような気がします。手にした権力を住民に振りかざしてしまったら住民は嫌悪感を示すでしょう。

その様な住民の先入観や偏見を打破するためにも、本来の議会像を早急に具現化する必要があります。

当たり前のことが出来ていないのが過去の議会です。

 

その過去の議会が昨年の議会基本条例の制定によって殻を破りつつあります。

議会基本条例を制定したからと言ってオートマティックに改革が進むものではありませんが、確実に改革の歩は進んでいます。

 

議会が外へ出て行くしくみとして「議会報告会」と「市民懇談会」を議会基本条例に位置づけています。

議会報告会は議会が積極的に出ていくが主たる目的は意見や要望、苦情を聞く場ではなくあくまでも定例会の報告であり、市民懇談会は意見交換会であるが市民サイドの特定のグループ単位での積極的な申し込みで行われるものです。

 

この2つのメリット部分、つまり議会が主体となり積極的に出ていき、意見や要望を聞く機能を持ち合わせたのが今回の「自治会や諸団体を対象とした意見交換会」です。もちろん自治会という最小コミュニティが対象であると言うことが肝です。

 

住民にとっては議会と接触するツールが多いに超したことはないはず。その半面、議会は今まで以上に多忙を極め、非常に大変になることは容易に想像できます。

私からすれば「大変になるでしょうね、それが何か?・・・」って感じです。

色々理由をつけて反対することは自由だが、住民のために妥協する気持ちがないと議会は停滞をする。

 

また、この期に及んで、住民と直接対話をする事に関して検証や精査をしてからと言う意見を聴くと、議会改革の口火を切った栗山町議会の元議長の「もはや研究の段階ではない、実践の段階である」という言葉を思い出します。

 

「住民との関係構築」に係わることについては、とにかくご託を並べずにやってみることの大切さを痛感すべきである。

実践してみて改善すべき点があれば、改善を施し完成形に向けて知恵を結集すればよいだけのこと。

 

いま「行動する議会」が求められている。

クリックをお願いします!! 政治ブログブログランキング参加用リンク一覧

16位です

クリックすると全国の市町村議員のブログが見られます

コメントする