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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

議会のIT化

2011年8月 4日 19:42 高松ひでき 記す

議会基本条例の特別委員会では、パソコンの持ち込みについて特別に許可を頂いています。

また、各委員席の前にはそれぞれ録音のためのスタンドマイクが設置してあり他の委員会とは少し様相が違っています。

仕事場などではパソコンや関連機器は必須アイテムとなり無ければ仕事ができない状態。家庭でさえもパソコンの普及率は87.2% (総務省調査平成22年度)、1年間のインターネット利用率は93.8%(同調査)とIT化は急速に進んでいます。

市役所でも各職員の机には必ず1台は設置してあり、 すべての情報をハードディスクに日々蓄積をしているにもかかわらず委員会などの説明の際にはわざわざ必要と思われるところを印刷して持ってこられます。 非効率的だと感じる職員も多いことでしょう。

それ以上に効率に関心を示さないのが議会です。

実は携帯電話の持ち込みも厳密に言えば許可をされていません。つまり勝手に持ち込みをしている状態なのです。 そして携帯電話の取り扱いについては傍聴者を含め職員や議員の良識に任しているのが実状です。 そのために時々携帯電話の呼び出し音が鳴るという予想されたとおりの弊害が出ています。 しかし当然のことながら携帯電話が鳴っても電話に出るわけではありません。(過去には傍聴者が電話に出たことがありますが) 携帯電話の場合は、持ち込みは黙認されていますが使用は当然禁止です。つまりパソコンなどの使用目的のための持ち込みとは異なるものです。

 

本題に戻すと議場などのIT化で今後行うべき事は、パソコンの持ち込みとLANの構築や会議録音声認識システム、 電子式採決システムの導入、一般質問しか中継されていない本会議中継システムの拡充などです。

パソコンの持ち込みについては、実質的な審議が行われる委員会から試験的に始めるべきだと思います。 パソコンの中に蓄積された情報を使いこなせば、今以上に審議に深みが増すのではないでしょうか。 執行部についても手持ち資料の少なさに起因する答弁の薄さが解消されるはずです。

更に欲を言えば、委員会運営は審査第一、傍聴第二ですが傍聴者にも委員側、 執行部側が何の資料等をもとに説明をしているか分かるように大画面のモニターを設置するとなお良いと思います。

しかしパソコンを使用したからと言ってペーパーレスにしてはいけません。必要なものは紙ベースで残しておくべきで、 画面上のものはあくまでも紙を補完するものでなければ落ち着かないものです。

効率化や合理性に任せておいて問題のないことはデジタル化すればいいんです。

まずは検討から入らなければ先へは進めません。

と言うことで本日議長に委員会でのパソコン持ち込みを要望いたしました。

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