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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

情報をいかに伝えるか

2011年5月15日 11:17 高松ひでき 記す

世の中には色々な情報が過剰にあふれています。それらは主にテレビ、新聞、雑誌などのマスメディアから発信されます。

テレビのニュースひとつとってもどのチャンネルでもコメンテーター達が個人の主観をまじえて、いかにも客観的視点、学術的視点、 歴史的視点などから見た正論のように視聴者に訴えかけています。

 

欧米ではこの様な番組をエンターテイメント番組やニュースショーとして見ていると聞きます。

しかし我々国民は、というよりも日本人は根がまじめなのか正直なのかわかりませんが、学者や専門家から発せられる言葉は、 彼らのバックグラウンドや思想的なものを考慮に入れず、また疑問も持たずにそれらの意見を受け入れていきます。

この様な現象を生じる昨今では、マスコミが国を動かす第一勢力であり、ポピュリズムの旗手とも言えます。

マスコミは立派な営利企業なんです。つまり視聴率が取れるかどうかはいつも彼らの頭の中にあるはずであり、 また政治家が気にするのは世論であることを十分承知しているのでその世論の誘導によって結果的に国さえも動かす力を利用して一定方向に導くことができるのです。

 

そこを理解して情報番組やニュース番組を見る事も必要です。

 

しかし皆さんの一番身近な地方行政の場合はどうでしょうか。

情報があふれていますか?迅速に情報を入手できますか?

例えば本市議会はどうでしょうか?

現在の情報媒体は、一番身近なのが議会広報紙である「議会だより」、 そしてパソコンがないと見ることができませんが議会のホームページ、この2つです。

また能動的に情報を収集できるのは、議会傍聴、議事録閲覧くらいのものでしょうか。

その他地方紙などもありますが、議会の情報は決して面白いものではないので取り扱いもごく僅かです。

 

議会ではこのような情報発信や情報公開に対して改善をしていこうという動きがあります。

例えば議会だより。

議会の情報は決して面白くはありませんが、議会としては市民に情報を提供する責任があります。 その面白くもない議会の多くの情報を市民にいかに興味を持って見てもらうか、真剣に考える必要があります。

ホームページも同様です。

なんと言っても情報量が少ない、パソコンのメリットさえ十分に利用してないのが現状です。

今後は携帯を利用しての情報発信も考えていく事もしなければいけません。まあ5年は遅れていますが。

 

つまり広報広聴委員会の設置に動いています。

現在議会だよりは議会運営委員会が編集作業を行い、ホームページは議会事務局が記事のアップを行っています。

議会情報の発信や公開を一元化し、公の機関の専門の委員でトータル的に考えていこうというものです。

 

おそらくみなさんは「いつになるんか」と言われると思います。

その通りで、仮に6月議会に設置されたとしても予算面のことを考えると実働は来年になるかもしれません。

そのような時間的なラグを解消するために、前段階として非公式組織であり自由に活動できる会の立ち上げを考えています。

既に全議員のもとには「積極的に情報発信をする議員の会(仮称)」の名で参加を促すFAXが流れています。

月曜日には設立総会も予定されています。

 

おそらくこの会への参加についても議会の2極化が影響し、半分くらいの議員でしか組織されないと思われます。

どの議員も積極的に情報発信することに関しては異論のないところでしょうが、人間は物事を判断するとき「よいものはよい」 で判断できればさほど問題は起こらないのですがその局面にさらされると色々な要素が加味され当人独自の論理的な思考を形づくろうとします。

それはそれで当然とも言えますが、現象にとらわれすぎて本質を見失ってはいけません。

さて月曜日はどうなるのでしょうか?

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