コンテンツ

最近の記事

ブログ記事 アーカイブ

山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

議会のしくみ~会派~

2011年4月22日 11:03 高松ひでき 記す

盛り上がりに欠けた県議会議員選挙も終わり、先日の新聞には、山口県議会の構成について「自民党会派過半数を占める」 「自民党会派絶対多数およばず」との見出しが躍っていました。

私の所属会派の「進化」では、未熟ながら会派議会報告会を行っていますがその時によく言われることは「会派って何?」

単純な質問ですが、目からうろこです。

議会の説明責任の第一歩のことでさえ私たちは果たしていないことに改めて反省をしています。

 

会派とは、短くまとめると共通の理念をもち政策立案や調査研究をおこなう集団です。

まず共通の理念を持つこことが最低条件になります。

よく「会派って派閥のことでしょ」と言われたりもしますが、全然違います。・・・・・・・少し訂正します。「違わなくてはなりません」 と。

派閥は、利害や好悪、出身などが共通するものが形成した集団であり理念や思想は二の次になります。 よく全国紙などで市長派などの言葉を聞かれると思いますが、 市長の好悪で形成された集団があるとするならばそれは会派の要件を満たしておらず、それこそ派閥と言われても仕方がありません。

 

次に何のために会派を結成するのかが重要です。

本市議会では、「進化」「市民クラブ」「日本共産党」「改進」「刷新」 と5つの会派があり、

私の所属する会派「進化」の規約の目的部分では「民主主義の本義に立脚し、 保守系議員として法、条例、規則等を遵守して活動し、山陽小野田市議会の健全な運営を図ると共に、 市政に関するあらゆる事務事業に対して調査、研究を行い、政策集団として、住民の福祉の向上と市の発展に寄与することを目的とする。」 として勉強会、 研究会の開催、視察研修会の開催、 市民との意見交換会の実施、広報紙の発行等を行っています。また、 会派から議長や市長に対しての要望や他の会派に対して議会活性化策を働きかけています。

 

しかし市議会といえども政治の場ですので、権力闘争も避けては通れません。 お互いの会派がしのぎを削る場面も少なからずあります。

 

その最初の場面が選挙後の正副議長や正副委員長のポスト争いです。

議会では、最終的には多数決の原則により過半数をとれれば思惑どおりに事を進めることができます。

一番最初に書いた「自民党会派過半数を占める」とは、全議員の過半数のことで県議会の定数が49名、 自民党会派の予定人数は29名ですので、本会議における議決のゆくえは過半数を持っている自民党会派が握ることになります。

 

次の「自民党会派絶対多数およばず」とは、 常任委員会においての過半数のことで、県議会では6つの常任委員会があり定員は9名がひとつの常任委員会、 残り5つの常任委員会は8名で、それぞれの過半数は、5人づつで合計30名、 そしてそれぞれの委員会の委員長を独占するにはさらに6名が必要となり、36名で安定多数となります。

 

市議会においては、この様な構図は存在しません。「進化」 が最大会派で6名、「改進」5名、「市民クラブ」4名、「日本共産党」3名、「刷新」3名、無会派2名の構成になっています。

 

何はともあれ会派を結成したからには有名無実の存在であってはいけません。

作成中の議会基本条例にも会派の位置づけを謳い込む予定にしています。

 

元々市議会における会派は拘束の緩いものが多いのですが、 議案に対して会派拘束をかけた場合、造反がでたらとたんに会派解消なんてこともあります。

3月議会では山陽消防署建設に関わる議案と新病院の建設に関わる議案の修正に賛成した河野議員の会派が解消されました。

誰の目から見ても3月議会までは河野議員を含めて9人のくくりは、「ふるさとを考える会」推薦議員だったはずですが、 会派の解消によって不良分子をはじき出し、いつのまにか「市長を支持する会」に変容したと見えます。

今後の議会に注目です。

クリックをお願いします!! 政治ブログブログランキング参加用リンク一覧

39位です


 

 

 

 


コメントする