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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

傍聴者は???

2009年12月16日 14:21 高松ひでき 記す

一般質問2日目、石田議員の質問中の出来事。

一般質問の持ち時間は70分ですが、10時開会のため2人目の質問者が昼の時間にかかることがあります。

その場合は13時より再開となりますが、この日は本会議再開と同時に大空議長が「本会議を暫時休憩いたします」と宣言。

それに続いて事務局長より「事務連絡をいたします。ただいまより議会運営委員会を開催します。関係者は第一委員会室にお集まり下さい」

 

事の顛末は、石田議員の「特殊勤務手当検討委員会の総意で提出をされた文面が一部削除されて発表された理由は」 との質問に関わる答弁で総務部長が「この文面は本来の諮問に関わる答申には関係ない」と説明をした上で、 その削除をされた文章をすべて読み上げた事によるものでした。

 

このことに関して議会運営委員会が開催されることになりました。その理由は、議会が2年以上審議をして 「市の附属機関委員への就任辞退」についての結論を出したことによって「特殊勤務手当検討委員会」 へも就任辞退することになりましたが、当時の検討委員会は答申書とは別に、「市議会、市職労、 労働団体関係者不在の検討委員会に思う」の表題の文書が添付してあり市のホームページに掲載をされていました。

直ちに議会は、諮問事項ではないこと、事実誤認があることなどを理由にホームページからの削除を求め、 市はこれに応じた経緯があります。

当時の資料を見返すとそこには議会の就任辞退については「市議会、 市職労、労働団体関係者 8 名全員の出席拒否といった異常な状態」 と記述されその他一部議員に対して穏やかならぬ表現があったように記憶しています。  

公式の場から削除されたものを本会議という公式の場で朗読することはいかがなものかと言うことで議会運営委員会が招集されたものです。

 

議会運営委員会とは、円滑に議会を運営するために協議をし、 意見調整を図る場として設置をされた委員会のことで、その他、議会の会議規則、 委員会に関する条例等に関する事項や議長の諮問に関する事項について調査を行うことが出来ます。

 

議会運営委員会開催中、本会議は休憩になりますが、一部の議員と傍聴者の皆さんは?????。 何故休憩になったかさえも分かりません。

傍聴者にもわかりやすい議会運営の必要があると強く感じます。

わかりにくい議会に対して市民は不信感を抱きます。 今回も議会からすれば正常な反応ですが傍聴者からすれば異常な運営に見えます。

信頼される議会、わかりやすい議会にするためには、 様々な場面で様々な方法がありますが今後はこれらのことを含め議会の本来の姿を形づくるためにも議会で議論していく必要があります。

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