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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

新しい教育スタイル

2009年2月 5日 09:39 高松ひでき 記す

昨日の総務文教常任委員会で、今後、教育委員会で協議していく方向性の説明がありました。

 

要約すると「教育委員会は厚陽地区、埴生地区に限定せず全市的に『小中一貫教育』の取り組みを検討していく。 学校の統合や一貫校の考えについては別次元の問題で適正規模適正配置や耐震診断の結果を踏まえて今後検討をしていく」

 

ここで説明のあった「小中一貫教育」とは、呉市をモデルにしており、地理的に離れている小中学校において

①9年間を一貫したカリキュラムづくりに取り組む

②小中学校9年間を通して同じ目標を持つ

③小中学校の教員がそれぞれ出向き研修、交流を深める

 

小中一貫教育の目的は学力向上と人間関係力の育成、また、中学入学時の不安の解消と自尊心の向上にあると考えられています。 不登校やいじめの減少も重要な効果といえます。

先日、視察に行った八潮市でも同様な教育スタイルでいわゆる「中一ギャップ」解消のための施策ともいえます。

しかし、中一ギャップの原因とされているのは、中学校に入ったとき①「上級生にいじめられないか」②「同級生とうまくいくのか」③ 「先生は怖くないのか」などですが、 生徒間同士の①②については複数の小学校の子どもたちが一つの中学校に入学することによって起こるものであり、 教員が交流しても解決できるものではなく、小学校同士が連携を図り交流する事によってのみ解決する方向に向かうものです。

教育委員会はこの点も踏まえて新しい教育スタイルを築く必要があります。

 

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コメント(1)

ボクのギャップは服装だった. :

中一ギャップは、小学校の高学年から年に1度近隣の小学校の同級生と交流するような行事をやるだけでも4分の一ぐらいに減らせるのでは。

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