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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

幼稚園保育園の連携

2008年7月 2日 10:49 高松ひでき 記す

6月30日に市幼児育成協議会が設立をされ教育委員会が幼保連携に動き出しました。

協議会の目的は「乳幼児の生活習慣の改善」と「幼稚園・保育園と小学校の連携」の2本柱であり今後、 定期的な情報交換や調査研究を計画していると言うことです。

小学校と中学校は学校サイドも保護者サイドも校長会やPTA連合会など様々な連携をしており一定のネットワークを持っていますが、 幼稚園、保育園はそれぞれ所管官庁が違ったり私立、市立の違いなどがありこれまで横の連絡等はほとんどありませんでした。 以前から教育長は幼保連携の必要性を訴えており今回これが実現したものです。

小学校や中学校で起こる学級崩壊や問題行動などはいきなり小中学校で発生するのではなくて乳幼児期における環境に影響を受けるものだと言われています。 家庭教育の必要性は言うまでもありませんが起きている時間の半分を過ごす幼稚園・保育園の環境は子どもの健全育成に重要な意味があります。

教育委員会が難題であった幼保連携の環境づくりに踏み切ったのは十分評価できることで、幼保小中の一貫した生活改善・ 知能向上事業の実現が望まれるところではないでしょうか。

しかし、幼稚園保育園と小中学校は体質も基礎体力も違いそう簡単にいくものだとは思いませんが、一定のコンセンサスを得て、 組織固めができるまでは教育長がリーダーシップを発揮し目的の実現に邁進してもらいたいと思っています。

よく形式だけの協議会や会議などがありますが(発足当初はそうでなかったと思いますが)、 目的を見失うことなく活発な議論がなされ成果が目に見える協議会になることを切望しています。

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