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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

ゴミ有料化~考察3~ゴミ有料化の必要性

2008年3月15日 11:47 高松ひでき 記す

地球環境は守らなければいけません、そのために大量生産大量廃棄型の社会を見直し、「リデュース(減量)」「リユース(再使用)」 「リサイクル(再資源)」に取り組み、循環型社会の構築は緊急の課題です。この3つのRのうち地球環境に負荷を最もかけないのが、 「リデュース(減量)」です。ゴミの減量こそが私たちに課せられた使命ともいえるのです。

しかし、ゴミの有料化がゴミの減量とイコールではないことは、先日説明しましたが、今何故、ゴミの有料化なのでしょうか。実は、 平成17年5月に改正された廃棄物処理基本方針に市町村の役割として 「経済的インセンティブを活用した一般廃棄物の排出抑制や再生利用の推進、排出量に応じた負担の公平及び住民の意識改革を進めるため、 一般廃棄物処理の有料化の推進を図るべきである」とあります。この文章そのものが市の説明であり、 これに則って一般廃棄物処理基本計画ができたわけです。

もっともそれでゴミの減量化につながるのであれば住民に財政的な協力を強いても仕方ありません。しかし、 国が言ってきたことだからするのでは説得力がないのではないでしょうか(そんなことはないと思いますが)。 住民の納得を得たいのなら現在のゴミ処理経費の明確化・透明化の説明をし、有料分(5円・4円・2円) の根拠を示しそれで得た収入をどのようになにに充てるのか。また、どのようにして減量のリバウンドを防ぎ効果を継続をさせるのか、 不法投棄などをどのようにして防止するのか、などを明らかにして合意形成をすべきではないでしょうか。

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