コンテンツ

最近の記事

ブログ記事 アーカイブ

山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

ゴミ有料化について考える~考察1~

2008年3月13日 18:01 高松ひでき 記す

ゴミ有料化の議案が提出されています。45リットルの大きいゴミ袋で5円、中のゴミ袋で4円、小のゴミ袋で2円上乗せするものです。 合併してから指定袋になり今年から小野田地区は週3回の収集が2回になり、急激な変化を住民に強いています。

そこで家庭から出るゴミ(一般廃棄物) の基礎知識として山陽小野田市が平成19年3月に発表した一般廃棄物基本計画より抜粋してお知らせします。

①ごみ排出量は平成17年度において約29,000tである。その推移は平成11年度以降概ね横ばい傾向を示していたが、 平成17年度では減少している。これは、指定袋の導入及び搬入手数料の値上げによるものである。

②総ごみ量の一人一日平均排出量は、平成17年度では小野田地区が1,288g/人・日,山陽地区が968g/人・日であり、 平成16年度の全国平均(1,084g/人・日)と山口県平均(1,226g/人・日)と比較して、小野田地区は高い水準にあるに対して、 山陽地区は低い水準にある。

③燃やせるごみの性状は、ちゅう介類(台所から排出される生ごみ)が高い割合を占めており、収集・直搬ともに約4割程度となっている。 その他プラ類容器包装類は、収集・直搬ともに約1割程度を占めており、レジ袋は約1%程度である。

④本市のリサイクル率は、山口県平均よりやや低いものの、全国平均と比べると3.6ポイント程度高くなっている。一方、最終処分率は、 山口県平均と全国平均と比べて7.5ポイント程度低くなっている。

結果としてゴミの有料化には次のように書いてあります。

国の廃棄物排出量の減量化目標(5%削減)に向けた対策が必要である。 ごみ排出抑制に対する有効な手段として、国においてごみ処理の有料化(処理手数料)を推奨している。処理手数料を見直す際には、 行政サービスと排出者負担のバランスを考慮しつつ検討していくものとする。

国が強力に推し進めているゴミの有料化ですが、本当に減量化になるのか、有料化とともに不法投棄は増加しないのか、 税金の二重取りにならないのか、住民のコンセンサスは取れているのかなど様々な問題があります。 このことは次回詳しく書きますのでみなさんもゴミの有料化について考えてみてください。

コメントする