コンテンツ

最近の記事

ブログ記事 アーカイブ

山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

情報公開なるか?予算要求書

2007年3月29日 17:06 高松ひでき 記す

「崖っぷち予算」と名付けられた19年度予算も27日の本会議で賛成多数で可決されました。予算をチェックする私たち議員は予算書と担当課の説明で判断をします。しかし、予算書には財政課の思いしか見えてなく、各課の考え方が読み取りにくいものになっています。各課の考え方とは、職員意識や危機意識の度合い、また継続事業や新規事業についての考え方、評価などです。予算要求書とは各課が経常経費と投資的経費に分けて財政課に出す公文書のことです。予算要求書を見れば、予算編成過程の各課の様々な考え方を読み取ることができるはずです。私は議員として是非この予算要求書を入手したいと思い総務課に問い合わせをしました。そうすると予想通り「意思決定過程なので無理だと思う」との回答。私は「そうでしょうね。でも納得できる説明をお願いしますね。」・・・・・職員「わかりました。少し時間をください」・・・・・3日後「どんなですか」・・・・・「ええと・・・もう少し待ってください。今、判例を調べてますから」・・・・「・・・は、はんれい。わかりました。わかったら連絡くださいね」そして今日。「議員さん、なかなか判断が難しいです。できましたら情報公開条例に則って手続きをしてもらえませんか。」ということで、情報公開条例で請求することになりました。しかし、この情報が公開される可能性は1割未満だと思います。この条例の第9条の(4)は次のとおりです。
第9条 実施機関は、公開の請求に係る公文書に次の各号のいずれかに該当する情報が記録されているときは、当該公文書の公開をしないことができる。
(4) 市又は国、他の地方公共団体若しくはこれらに準ずる団体(以下「国等」という。)の事務事業に係る意思形成過程において、市の機関の内部若しくは相互間又は市と国等との間における審議、検討、調査、研究等に関して作成し、又は取得した情報であって、公開することにより、当該事務事業又は将来の同種の事務事業に係る意思形成に著しい支障が生ずると認められるもの
読んでみられたら分かるとおり微妙な解釈の仕方でどちらにもとれます。しかし、行政側は公開したくない情報のひとつであることには違いありません。情報公開先進都市なら可能性があるのですが、さあ、この山陽小野田市はどんな判断を下すのでしょうか。

コメント(1)

湾岸道路は無駄遣いか?↓
http://yamaraku.cocolog-nif...
山田伸幸議員の主張ですが、現在、厚東川大橋を迂回するために厚南地区などの生活道路を通勤で利用する車が多いのです。また、共産党は湾岸道路そのものは推進の立場だったのに、二階建てが無駄だとして、その金額として道路全体の予算を持ち出して批判しています。山田議員の言い方で言えば市道の100倍利用者があれば湾岸道路は無駄ではないということになりますが、十分利用は見込めると思います。高規格道路の整備が市民の生活道路の安全確保につながるという面を見てほしいものです。

コメントする