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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

迷走する教育論議その1

2006年12月30日 17:46 高松ひでき 記す

 12月議会前までの教育委員会の議会答弁
いじめ、暴力行為などに対する対策
各小・中学校へは心の教育の充実と児童・生徒間、児童・生徒と教職員間の信頼関係づくり、次に、児童・生徒のきめ細かい状況把握、
 次に、教育相談体制及び生徒指導体制の充実等、全校体制で見直しを図るように依頼しております。教育委員会としましては、校長、教頭並びに生徒指導主任研修会等を開催し、これらにつきまして指導の徹底を図っているところでございます。

 問題行動が発生した場合
まず教職員が毅然とした態度で接すること、対応マニュアル等を活用して、全教職員が共通理解のもとで、一貫した指導体制で対応すること。悪質な場合は、警察等、関係機関の協力も視野に入れて対応していきたいと考えております
 心の教育の充実
道徳教育を初めとするすべての教育活動を通して、あるいはさまざまな体験活動を積極的に取り入れることにより、自他の生命を大切にする心をはぐくむことや、互いのよさを認め、思いやりの心をはぐくむ活動を推進しているところです。
 教育相談体制につきましては、スクールカウンセラー、これ7名、今派遣していただいています。市内の全小・中学校をカバーしております。
 簡単に申しますと、学校教育すべての活動における中心に据えているものでございます。教科活動、それから教科以外の運動会にしても、修学旅行にしても、そういった行事すべてにおいて、心の教育というふうなものが意識され、

心の教育として、今いろいろな現場で取り組んでいるもの
プロジェクトアドベンチャーとか、それから構成的エンカウンターとか、ペアサポートとかあります。

以上が12月議会前まで、つまり9月議会までの教育委員会のいじめ防止策及び対応策です。3月・6月・9月と質問をしましたが、実態把握や具体策については示されませんでした。しかし10月にいじめによる自殺が報道され社会問題となり本市でもやっと重い腰を上げざるをえない状況になってきました。次回は12月議会での答弁の内容をお知らせします。

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