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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

ルールについて

2006年10月 9日 13:33 高松ひでき 記す

前回(10/5)の内容について「わかり辛い」というコメントが入っていました。読み返すと確かにご指摘の通りでしたのでわかりやすく整理いたします。

公立学校において(特に中学校)ルールが形骸化しているのが現状です。その形骸化が悪影響をおよぼしています。たとえば校則には、中学生らしい制服や身なりについてのいろいろな規定があるのに、スカートが極端に短い、茶髪、長髪、化粧、シャツ出し、名札無し、私服、校内での菓子食いなどの様々な違反が見られます。

問題なのは、教職員がこの校則違反を実際に容認していることです。
今の構図は、

校則違反の生徒がいます

教職員が指導

生徒が反抗

指導

反抗

最終的に指導が出来ず容認

他の生徒がそれを見て校則違反

指導

反抗

容認

となります。

ところが、注意指導しやすい生徒には、強力に指導します。そうなるとその生徒は、不公平感を感じ教職員との信頼関係は崩れ不信感を持つようになります。それが、不登校につながったり暴力行為、いじめにつながったりしています。

何故そのようなことになるのでしょうか?

・教職員の毅然とした態度(違反は許さない)
・公平性(すべての生徒に対して)

が必要で、教育委員会はそれをバックアップしなければなりません。

私たちの中学校時代はラッパズボンや長いスカートが流行しましたが、そんな服装で登校しようものなら、すぐさま先生に呼ばれて、きつくお灸をすえられ次の日には泣く泣くふつうの服装での登校になりました。
(おまけに親からも叱られ)普通の生徒もまたそれを見て、校則の意味を知ったものです。教育に愛情は必要で当然教職員は愛情を持って公平に生徒に接し、教育や指導をしていかなければなりません。しかしルール違反をしたときは厳罰も仕方のないことではないでしょうか?そうすることで生徒はルールの意味を知り社会性が養われます。いま生徒たちに必要なことはきっちりしたルールとルールを守らせる心を養うことです。最後にツケが回ってくるのは子供たちです。

そうならないように、保護者はもちろんのこと学校、教育委員会は真剣に考える必要があります。

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