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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

市民が注目する総合計画を

2006年9月27日 23:36 高松ひでき 記す

山陽小野田市総合計画の「地域懇談会」に行ってきました。出席者は行政側が担当部から5名広報1名市民側は19名そしてコンサル1名でした。

意見として
「中心市街地を活性化してほしい」
「山陽小野田ブランドをつくるべき」
「次の合併があるが、総合計画との関連性は」
など意見が出ましたが、総合計画を論じる前に80名定員のところ、19名の出席しかない事が問題のような気がしました。

ちなみに今日を含めて3回ありましたが、昨日は18名、一昨日は29名らしいです。こんなミクロな地域懇談会に意味があるのでしょうか?市民との協働が叫ばれている昨今、意識の低さに危機感を覚えます。意識の低さは、市民よりも行政に責任があると思います。

そんなことはさておき、私も2点ほど要望と質問をしました。
まず1点目は「将来都市像」についてです。将来都市像は、将来のこのまちのあるべき姿ですが、うまくまとめようとすると抽象的になり、つかみ所がなく、理解しにくいものとなり、頭に描きにくくなります。市民のために総合計画をつくるなら、本市にしかない、特色ある「将来都市像」を描くべきです。
2点目は、中心市街地を設定するのかと、質問をしました。説明では小野田駅周辺と厚狭駅周辺を都市核と位置づけていました。都市核と中心市街地は同じ意味かと質問したところ、ファジーな回答でしたが、私は同じと認識しました。国は中心市街地を設定しコンパクトシティを創るように指導をしています。

従来小野田のまちづくりは校区ごとにまちづくりをするという分散型でした。中心市街地を設定することには、財政的な面から考えても賛成ですが、中心市街地の設定場所の問題(小野田駅周辺なのかサンパーク周辺なのか、埴生なのか、厚狭なのか)、周辺地区(中心市街地からはずれたところ)の問題、道路、駐車場の問題など、多くの問題を解決していかなければなりません。
また、行政だけでは、計画は進みません。商工会議所、地区の住民などの協力が不可欠です。コンセンサスも必要ですし、慎重に進めなければいけません。

いずれにしても、市民権を得た総合計画を作らないと市民との協働はありえないのではないでしょうか。議員として今後も注目をしていくつもりです。

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