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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

迷走する教育委員会

2012年3月11日 15:18 高松ひでき 記す

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学校給食センター建設に関して3月議会に議案提出予定だった教育委員会ですが、議案も出されず更には 「山陽小野田市学校給食センター基本計画(案)」 なるものを突如出してきてこれをパブリックコメントに出すという相変わらずの迷走ぶりを露呈させています。

この「山陽小野田市学校給食センター基本計画(案)」は、 いままで議会に提示されたこともなくパブコメ用に急遽作成されたものだと推測されます。

内容を見てみると、基本計画にもかかわらず具体的に読み取れるのは 「5500食規模の1センターを大塚工業団地内の土地に建設すること」のみであり、学校給食の目標を7項目列記しているにもかかわらず、 どの様にしてその目標を達成していくかの計画の記載さえありません。

 

また、パブリックコメントに出すことによって更なる混乱が予想されます。

そもそも給食センター建設は、白井市長2期目の平成21年「まちづくり市民会議」の「合併特例債活用事業検討部会」 において承認をされ、その後教育委員会において建設に向けて協議されてきたものです。その後、批判対象である「給食のあり方検討委員会」 を設置して市民の意見を聴き、さらに保護者からの要請を受け各校区での説明会後に議案化する予定でした。

こうなると私的諮問機関と言いながら「まちづくり市民会議」の存在意義さえ失われてくるものです。

 

長い間、組織内で議論をして来たにもかかわらず、パブコメにはそもそも論である「センター反対」の意見が噴出すると予想されます。

パブコメの意義をどの様に理解しているのでしょうか?またその時はどの様な対応をするのでしょうか?

先日の本会議で市長は住民投票に含みを持たせる発言をしています。

 

さて住民投票にふさわしい案件なのでしょうか?

次回につづきを書きます。

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コメント(1)

三浦玲子 :

子どもたちの学校給食を考える会の三浦玲子です。
パブリックコメントを募集していますが、
各説明会で出た意見は、どこにいってしまったのでしょうか?
また、この基本計画(案)で、議会は検討できるのでしょうか?
今回の問題で、行政にはいろいろな面があることを知りました。
請願書の採択ですが、可決と継続審議の違いは何でしょう?

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