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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

教育委員会の迷走

2011年12月 7日 11:53 高松ひでき 記す

議員控え室でたびたび話題になっている、というより批判されている「学校給食のあり方検討会議」。

「学校給食のあり方」にとどまらず「会議そのもののあり方や進め方」に対しても異論、反論があるようです。

文科省指針や財政面から強引にセンター方式(共同調理場)に持ち込もうとしているだとか、 センター方式ありきで会議が進められているだとかいうものです。

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そもそも教育委員会はこの会議に実質的な意味合いを見いだしているのか疑問です。

私には、今の時期に「学校給食のあり方」と題して専門家や市民の意見を聴くことにどれだけの意味があるのか分かりません。

 

第一回目の会議録を見てみると「共同調理場方式を導入するということが教育委員会の一定の合意事項」とあります。

そうするとこの会議の名称は「共同調理場方式における学校給食のあり方」とすべきで、そうしないと教育委員会(教育委員会会議) の合意事項の意味がなくなるばかりか、教育委員会軽視まで発展してきます。

この様な合意事項があるにもかかわらず、会議の中身は自校方式が良いだとかセンター方式でも仕方ないなどの意見が飛び交っています。

 

もしこの会議が市民などに対して給食方式の選択を迫るものであるのなら、 すくなくとも今ではなく合併特例債を本格的に使用しようとした2年以上前にやっておく必要があります。

そしてその後にその会議の内容をもとにして教育委員会会議で議題とすべきでしょう。

あとさきが完全に逆転しています。

 

この様な会議を重ねれば重ねるほど会議に出席した給食について真摯に考えている市民などは、 ストレスや虚無感を味わうことになりかねません。

 

教育委員会には、約10年前旧小野田での親子方式導入に際してのトラウマがあるのかもしれませんが、 その時の苦い経験が全く生かされていないような気がします。

この会議は前回で終わったようですが、さて教育委員会はこの結果をどの様に政策に反映するのでしょうか。

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