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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

ついに!!議会改革度県内1位

2014年6月 4日 15:46 高松ひでき 記す

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早稲田大学マニュフェスト研究所発表の「議会改革度調査2013」によると山陽小野田市議会は1444県市区町村議会中、第29位、県内では下関市を抜いてはじめて1位となりました。

 

常々、尾山議長は議会改革について全国10位以内、県内1位を目指すと公言をしていましたが、任期3年以上を残し半分程度目的を達成したというところでしょうか。

まずは順位向上おめでとうございます。そして今後も目標に向かって邁進してほしいと思っています。

 

 

この議会改革度合いを見てみると「情報公開度289位」「住民参加度16位」「権能強化渡9位」となっていて「情報公開度」が低い事がわかります。

 

その要因は、委員会の議事録、動画、資料の公開が行われていないことが大きいようです。

 

実質審査が委員会で行われていることを考えると、そこでの情報公開は重要な意味を成すはずです。が、見方を変えてみると市民は知らなくて幸せです。

一般会計だけでも約270億、特別会計まで入れると約600億円の審査を行っているにもかかわらず、場合によっては実にくだらない議論が繰り広げられたり、的外れの質疑に終始して議決に入ることや勉強不足、情報不足のためなのか質疑そのものが低調な場合など、市民に見せられないことがあります。これらのことも含めて議会は市民に見せる義務があり、市民は見る権利があるはずです。

委員会の議事録や動画の配信が進まないのは見せられないからと言うのも一つの要因です。特に動画の配信は一部の議員にとってきついものです。

また、情報には旬があります。長時間経過した鮮度が落ちた情報は価値が半減してしまうものです。

 

そして何よりも大事なことは、この順位は客観的な数値による順列だということであり、必ずしも議会の実質的な中身を反映したものではないということです。このことは尾山議長も痛感しておられることと思います。もちろん白井市長も職員もそう感じているに違いありません。私は全くその通りだと断言します。

つまり、2年前に制定した「議会基本条例」に基づいて着々と肉付けが進行していることを裏付ける数値にすぎません。

 

尾山議長をはじめ議会改革を推進している議員に対しては心より賞賛の言葉を贈りたいと思いますが、真の議会としての役割を全うするにはまだまだ厳しい道のりが待っているはずです。

もしかしたら形式的な数値と実質的な中身が一致することは永遠にないのかもしれません。

しかし議会改革の方向性は間違ってはいません。議会改革のために改革のフレームよりも議員の資質向上を叫ぶ議員や定数削減こそが議会改革だと幼稚な言動を繰り返す議員もいますが、議会を良識を持ってけん引している議員の皆さんはこの調査を分析して足りない部分を迅速に補強していくべきだと思います。

場合によっては改革を後退させないためにも議会基本条例の改正も視野に入れるべきです。

議会が住民と正々堂々と対峙できる日を楽しみにしています。

 

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