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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

地元企業を活用して欲しい

2013年6月26日 11:38 高松ひでき 記す

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清水建設(株)が着々と新病院建設を行っています。

落札金額は42億2千万円、入札の方式は地元企業活用型総合評価落札方式によるものでした。

清水建設(株)の提案は地元企業へ総額30億円以上、また市内産品・市内事業者からの資材調達等で2.1億円の発注を実現するというものです。

 

5月末に起工式が執り行われ、6月より本格工事が始まっています。

入札時の提案では一次下請けとして市内企業8社を選定し、そこに30億円以上を発注するとあります。

市内業者8社とは長沢建設(株)、富士産業(株)、(有)片山組、(有)奥商会、太陽産業(株)、(株)中電工、(株)セイブ設備、山口合同ガス(株)です。

 

提案はこの1次下請けに総額30億円以上の発注が行われる事になっていますが、1次下請けが市外の2次下請けや3次下請けに必要以上に仕事を流してしまうと意味のないものになってしまいます。

実質的な地元企業活用とは2次下請け、3次下請けも市内業者が入り仕事を請け負うことです。

つまり、30億円すべてを市内業者で賄うことですが現実はどうなのでしょうか。

 

この物件に関する清水建設(株)側の台所事情は非常に厳しいと言われています。

当初、病院側は新病院を「日本一安い病院」と表現をし、議員によっては「チープな病院」と勘違いをしたものもいましたが実際には「立派な病院を日本一安い予算で建てる」という意味でした。

予算が厳しいため1次下請けに発注を行ってもその下の2次下請けや3次下請けの市内業者は受注しない可能性があるのではないでしょうか。そのためにやむを得ず仕事が市外に流失してしまう事になってしまいます。

 

おそらく清水建設(株)は地元企業活用の実現のために努力をしていると思われます。

しかし、厳しい予算ならまだしも赤字を出してまで仕事を受注する市内業者は少ないと考えるのが普通です。

 

それでも議会としては地元企業への実質的な発注の実現を迫るしかありません。

そのためには議会はもちろんのこと、行政もこの提案が実現できるように知恵を出し丁寧なサポートをしていく必要があります。

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