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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

行政視察について

2011年12月 4日 11:46 高松ひでき 記す

委員会は、通常1年に1回以上県外に税金を使って行政視察に行きます。

とりあえず議会の名誉のために言いますが、行政視察のことを「旅行に行く」とか「温泉に行く」だとか言う議員は1人もいません。

 

問題は行動や言動のような表面的なことではなく、本質的なところにあるような気がします。

 

議会基本条例の特別委員会でも先進市やシンクタンクなどへ視察に行くつもりで、以前委員会に手法を含めて諮った経緯があります。

その視察先の決定については、全員がその視察の必要性を認知することを絶対条件にしました。

 

その手法として視察先の希望のある委員には詳細で同一フォームである行政視察計画書を提出してもらい委員会内で一人ずつプレゼンテーションを行ってもらいました。

そうすることにより、視察先の概要や視察目的はもとより、当市における課題や視察先の取り組み状況、 視察ポイントなどの情報を文字によって書き込むことにより容易に理解でき、必要性を判断しやすくなります

つまり、「とにかく行こう」ではなくて「いく必要があるから行こう」への意識改革を行う必要があると感じたからです。

 

それでは今まではどの様に視察先を決定していたかというと、 視察希望先がある議員がホームページなどの情報をただ単にコピーをして委員に配布後、口頭にて説明をするだけです。 その説明の方法には委員によってまちまちであり一貫性なく、なかなか頭の中でイメージすることができないときもあると思います。

つまり判断材料が少なすぎて、 視察の是非がイマイチ理解できないまま飛行機や新幹線に飛び乗っている場合もあったのではないでしょうか。そして視察から帰った後で、 余り参考にならなかった・・・なんていう話も聞いたことがあります。

 

先日の総務文教の協議会でも行政視察について同じ提案をし、更に視察先を決定した後には、 担当職員を呼んで事前勉強をすべしと提案をしたところです。

現在、行政職員は先進地などへの行政視察には行っていないので、職員の分までどん欲に調査を行い、 最終的にはフィードバックも行うべきだと思っています。

行政視察は行って終わりではなくて、次にどの様につなげるのかとか市政にいかに反映させるのかという持続的効果を期待されます。

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