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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

議会のしくみ~市長と議会の関係~

2011年5月25日 20:13 高松ひでき 記す

市長にとって、ものを言う議会ほどやっかいなものはない。

しかし、市長にとって、ものを言わない議会は頼りない。

まちがよくなるのは、市長の政治手腕のあらわれ。

しかし、まちが悪くなるのは、議会の責任。

 

つまり、市長には提案権があります。議会には議決権があります。

 

まちをよくするには、市長は議会に対して良い提案をしなければなりません。

良い議案なら議会は賛成をします。

良い議案を出したから議会は賛成するのです。

功績は良い議案を提案した市長にあります。当然のように賛成した議会を誰も評価をしません。

 

反対に市長はあまりよろしくない議案を出したとします。

でも議会もその議案を賛成したとすると、将来の責任は最終的に議決した議会が負うことになります。

議会が反対すれば市長の提案が実現しないからです。

 

良し悪しや多寡は別にしても、市長が考えるまちづくりが市民にとって納得できないものであることは可能性として十分にあります。 しかし市長とて全市民の意向を聞いてまわることは不可能ですし、安易に住民投票に伏して決定することもできません。

つまり方法論として直接民主主義によっての解決方法は無いに等しく、現システムの議会制民主主義しか残りません。

この議会制民主主義が最高のシステムというわけではなく、いまのところこれより良いシステムがないだけのことなのです。

 

その議会がものを申せば、市民がものを申したことになります。議員の多数が、賛成すれば市民の多数が賛成したと相成るわけです。

もちろん、あくまでも議会が成熟していると仮定したときの話です。

 

市長と議会の関係をよく「是々非々」といいますが、良いものはよい、ダメなものはダメだ。・・・・・ といえる議会こそ実質的な最高権力者の市長にとって良きパートナーとなりうるのです。

この是々非々というのは、双方にとって非常にエネルギーを必要とするものです。

税金を頂いている身分としては、必要なエネルギーを十分に使わないと税金泥棒といわれます。

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