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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

議会の情報発信

2011年5月19日 12:57 高松ひでき 記す

5月16日に非公式組織ですが議員の会を次のとおり発足させました。

 

 

「積極的に情報発信をする議員の会」 設立趣意書

 

市民の代表である議員で組織された議会が迅速、 正確に議決権や検査権、調査権などの行使によって得られた市民にとって必要かつ重要な議会の情報を提供することは、 将来にわたって揺るぎない議会制民主主義を確立させる重要な要素の一つであることは言うまでもありません。

現在、 これらの情報は議会だよりや市のホームページ等において公開されていますが、昨年行った「市議会に対する市民アンケート」 の調査結果にも市議会が改革に取り組む課題として「積極的に情報公開をする透明性のあるわかりやすい議会」を望む声が最も多く、 早急な改善を必要としています。

特に全戸配布されている意味から最も重要な情報媒体である議会だよりは、 正確性の点では一定の評価を頂いているとは思いますが、 迅速性の点においては発行までに約2ヶ月間を要するためタイムリーな記事を掲載することができず、 また情報量の点では紙面に限りがあることから多くの情報掲載は難しい状況となっており、 市民にとって決して満足のいくものではないと感じています。

このようなことを解決するため、 広報広聴機能が充実した公の機関を設置することを働きかけており、近い将来は現実のものとなると確信していますが、 その様な機関が真の機能を発揮できるまでの空白期間を埋めるとともに、 積極的な情報公開のために現在の議会だよりを補完する事が重要となります。

 

以上のような観点から積極的な情報発信の推進のために議員の会を結成したいと存じます。

この趣旨にご賛同の上、 ご入会賜りますようお願い申し上げます。

 

 

 

 

全議員に対して入会の打診をしたところ12名の議員が趣旨に賛同し共に活動することになりました。  

 

 

この様な動きは、3月の月末に議員間で議会情報は正確に市民に伝わっているのか、 と問題視されたところから始まります。

 

協議の結果、新聞折り込みに意見広告としてチラシを入れることとなりました。

 

当初より、一部の議員で作成した意見広告に違和感を感じないわけではありませんでしたが、 この意見広告の是非をめぐる協議の中で「議会の正確な情報を市民に提供するのは

 

議員の責務であるはず」と言う正論に反対するわけにはいかず最初の発行となりました。

 

 

その後、第2弾の発行の話が持ち上がり慎重に協議をした結果、 「議会の情報を発信するのであれば発行元は当然山陽小野田市議会とすべし、 それが無理ならば全議員に呼びか

 

けて中立性を担保する事をしなければならない」 との意見が取り上げられ上記のような設立趣意書を作成をしました。

 

このような議員の会による意見広告は、組織人としては本意ではありませんが、 議会の情報が市民に届いていないのは現実です。

 

本来であれば議会の機関として取り組みをしなければなりませんが、 ご存じのように議会のくくりになれば、手続き社会のため急速にスピードダウンしてしまいます。

 

おそらく6月議会で充実した情報発信ができる委員会が設置されるでしょうが、 その機能をフルに生かせるのはそれから数ヶ月も先になるでしょう。

 

その間だけでも積極的に情報発信をしたい、 というのが賛同をした議員の思いではないでしょうか。

 

この会の基本方針は「正確性を追求すること」「迅速に行動すること」「中立性を保つこと」 「批判をエネルギーにしない」「対立軸を設けない」「公の議会の報告とすること」であるべきで、 これがぶれてしまうと信頼が失墜すると感じています。

 

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