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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

農業の可能性

2009年6月16日 15:57 高松ひでき 記す

昨年から個人的に農業に関心を持っています。

大規模な農業をしている友人もいます。

農業を始めたばかりの友人もいます。

東京にいる友人も地元に帰って農業をしたいと聞いたことがあります。

テレビで農業を3Kの産業にする青年達の活動を放送していました。以前の農業は「きつい・きたない・きけん」ですが、それを 「かっこよく・感動があって・稼げる」産業にするものでした。

農業は食に関わる大事な産業です。

しかし、農業を取り巻く環境は厳しいものです。プラザ合意後の円高でドルの価値は半減しウルグアイラウンドの関税引き下げ、 さらに農産物の輸入自由化を経て安い輸入農産物が市場にあふれています。

市内にも耕作放棄地が至る所に見受けられます。

農業に必要なのは「もうかるしくみ」ではないでしょうか。

 

市長のローカルマニュフェストに「地産地消の促進」と題して学校給食での地元産食材の利用率向上とあります。

市内産の利用率は現在9%ですが、これを2年間で20%にあげようとするもので、現在は現状の調査が行われているようです。

取り組みとしてはすばらしい取り組みですが、高い壁があります。

まず、農家がもうかるようにするためには農家よりの直接納入が一番ですが、そうなるとJAや市場、 小売業者との関係を考え直さなくてはなりません。つまり今のままのシステムでは不可能な気がします。

次に農家は需要量をいつも供給できなければなりません。今の農業形態では難しいという話を聞きます。

私もまだまだ勉強不足ですが、昨年の製造業の冷え込みから始まった産業の衰退をみると1次産業の重要性は言うまでもなく、 まちにとって産業のバランスをとることが必要だと感じました。

環境に面から見ても「フードマイレージ」 という言葉が示すとおり遠方から農作物を運んできたのではCO2の排出量を削減することは出来ません。

農業を発展させることはまちにとっても地球にとっても良いことだと思います。

これから深く勉強していきます。

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