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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

人員削減の先にあるもの

2008年10月30日 11:17 高松ひでき 記す

最近、巷では市民団体の広報紙なるものの人員削減論が物議を醸しているようだ。 その内容は正しくないデータを根拠に人員削減を叫んでいるというものらしい。

私もこの広報紙については、内容はともかくとしてこの団体のスタンスやレベルを知るツールとしてのみ読ませていただいています。

 

市役所の職員の数についても県内の他市と比べ多いという論調ですが、 そもそも他市と比べて人員削減論を展開することは全くナンセンスです。

 

公共サービスを担い全体の奉仕者である公務員の場合は合併したことによって多くなった職員数を適正な人数に戻すために削減する事 (無駄を省く)が必要になってきます。民間のように財政的困窮状態に陥り財政面から人員カットをすることではありません。

そうなると適正な人数とは?ということになりますが、これは類似団体との比較や他市との比較でははじき出すことはできません。ただし、 類似団体の数字などはおおまかな指標にはなります。しかし、それはピンポイントの数値ではなくて、誤差が10%~20% といわれ正確な指標に使うことはできません。

どの様にして適正な人数をはじき出したらよいのかというと、その市独自の将来にわたっての事務事業量(仕事量のことです) を調べ定員適正化計画を作成することです。

 

ところが、既に定員適正化計画は作成されており、 それによると計画では平成20年度は1003人。平成22年度には977人。 とあるが既に平成20年つまり今年4月1日現在で926人に減少しており平成22年度目標の977人を大きく下回っています。

 

定員適正化計画がそれこそ適正に作成されたのであれば、今の現状では逆の意味で適正でない人数になっているとも言えます。

 

常識的な考えからいえば、このままでは、通常の業務にも支障が出てもおかしくありません。

 

そうならないためには、是非論は別として、施設の統廃合や指定管理者制度への移行、 アウトソーシングを早急に実行して職員ではなく民間の手に委ねるのも一つの方法です。

 

今しなくてはいけないことは、特色のあるまちづくりをするのであれば比較論による根拠なき他市追随的な削減ではなくて、 総合計画を踏まえ将来にわたってのまちづくりを実現することができるための定員適正化を再検討し論じることではないでしょうか。

 

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コメント(5)

野村 宗司 :

同感です。
頑張って下さい。
私も頑張っています。

匿名 :

「明日への風」を読んで、いつもそうなのかと思っていた。
今回は、市の職員が当市では多すぎるのだと
しかし議員のブログを読む限り、「明日への風」の職員数の記事についてはまったくのねつ造に近いものであり、市民誘導等何がしかの目的を持って致されたものであると感じる。

人員の削減は議員の言うとおり、他市との比較によって論ぜられるべき内容ではなく、本市にとって必要な人員は何名である。との条件設定が大切である。

「考える会」の論法で言えば、議員の指摘どおり、現職員数より約50名の増員が必要であることになる。

また、ある社のデータを使用しているが何年、何月現在の資料であるかの記述もなく、「20年4月現在の職員数は900人強」と有り、表内の本市の職員数は「1025」とある。
いつのデータで現在の状況を批判しているのか、まったくの意味不明である。
市民に広く認知されている団体として、もう少し節度ある記述を求めたいものである。

しかしながら、1点評価をすべき点がある。
それは「考える会」が是々非々のスタンスを持っているようであると推察できることである。
それは、「市の総合計画では(中略)平成29年度の目標値で70人となっています。私たちはこの目標値では甘いと思います。」とあるが、これは市長を中心として取り組み新市になっての大仕事であった、市長の1つの集大成ともいえる総合計画に対して「異議あり!!」「市長は甘い!!」と述べていることである。
その行動には敬意を払うが、しっかりとした検証と分析、何より責任のあるものでなければ、この会から人心は離れていくだろう。

先ほど手に入れた、「みんぽうNo181」に市長の発言が紹介されていた。
議員団に対し「職員数も多いので問題ない」との応えがあったという。
明らかに「明日への風」のスタンスを容認している返答である。
市長はこの応えた意味を理解し発言しているのか?
先ほども書いたように、この職員数については市長が先頭に立ち決定したものである。
それが遺憾であるならば市長はその謝罪会見を行い、直ちにその修正協議を始めなくてはならないだろう。

「考える会」並びに市長には猛省を求めるものである。

 失礼致します。政治ブログ『熊川ビジョン』です。
 現在、当ブログでは衆院選の先送りを受け、管理人の地元・福岡県から選出された麻生太郎内閣総理大臣に対し「麻生首相に改めて直接物申す!!」なる特別企画を実施しております。
 リーマン・ブラザーズ破綻、世界的金融危機。
 北朝鮮のテロ支援国指定解除。
 来るべきアメリカ大統領選挙と同盟国・日本。

 与野党どちらの支持者の方でも、無党派層の方でも結構ですので、首相・麻生太郎自民党総裁への提言や意見、直訴などを政治ブログを運営されている皆様方にお寄せ頂きたい、そして次期総選挙への有権者の関心を高めたいと願っています。(記名・匿名・ペンネーム問いません)
 頂いたご意見は、管理人が直接、福岡8区の麻生太郎事務所(福岡県飯塚市)まで持参致します。
 近況は随時ご報告致しますので、忌憚なきご意見お待ちしております。
 (なお、この書き込みが不適当であると判断なさった管理人様はお手数ですが削除お願い申し上げます)

 http://blue.ap.teacup.com/kumagawanaotaka/

市民 :

高松議員さんのブログを拝見しました。
今回の明日への風かわら版についての匿名の記事を読んで
私もこの機会に、と投稿してみることにしました。
今回のかわら版の市役所職員数についての記事ですが、
1.各市の職員数について信憑性が無いこと。
2.職員一人当たりの人口が多いことが良いことであること。
3.加重平均値を持って山陽小野田市に当てはめようとすること。
4.光、下松両市が効率的な運営をしているとのこと。
5.ふるさとを考える会のスタンスについて。
以上の五点について、私の意見を言いたいと思います。

1.について
これは臨時職員や病院などの職員数が各市の数字に含まれていたりそうで無かったりしているようで、基礎データの確認作業を怠っているのではないかということです。
東洋経済新報社のデータと記載はありますが、今回のような比較をするためのデータであったのかはなはだ疑問です。
それを勝手に流用したように感じますが、どうでしょうか。
(1について結論づけると先に進めないのでこの件については置いておきます。)

2.について
各職員の守備範囲が広いことになるとの指摘は、そのとおりだと思いますが、広いということはそれだけ行政サービスが低下する。行政サービスが不十分であるとの見方もできます。
一方的な決め付けで山陽小野田市の批判材料とするのはおかしくないでしょうか。
何か私たち市民を誘導したいんでしょうか。

3.について
県内13市の加重平均を基に山陽小野田市の職員数を割り当てて714人でよいとのはなしは、平均が良い。と言っているんでしょうか。
今の時代、確かに無駄は無くさなければいけません。
しかし、単純に他市との比較だけで山陽小野田市の職員数を断言していいのでしょうか。
そういう風に誘導されているように感じてなりません。

4.について
光・下松が職員数に限らず、効率的な運営をされているのであれば、どこがどうなのか示していただきたい。
単に数字遊びをしているようにしか見えません。
行政の効率・非効率は民間と同じではなく非効率の効果というものもあるのではないでしょうか。
ここでも誘導されているように感じます。

5.について
ふるさとを考える会には、住みよいまちになることを願ってと有りますが、最近私は現職の擁護の為の会、支えるための会であるかのように感じます。
約4年前からの活動をされていた皆さんは、まちの将来を考えていらっしゃったと思います。
私も微力ながら応援をさせていただきました。
でも今はまちの将来を考える会ではなく、政治的目的を達成するための、政治団体のように見えています。
まちの将来が一番で次に結果、現職支援なら理解できますが、
まちの将来=現職支援で結果、現職支持が一番になってないですか?
私だけでしょうか?
この会の果たしてきた役割はとても大きく、このまちの大きなかじ取り役を果たされましたが、今この状態でいいんでしょうか。
会の皆さんの中で一つ一つの政策について議論されているんでしょうか。

高松議員さんのブログがどれくらいの方が読まれているのか、また、ふるさとを考える会の方が読まれているのか分かりませんが、市長さんは人間です。
失敗もすればミスもある。
裁判官とて人間なんです。
カリスマ的な支持を続ければ続けるほど、本当に悩み苦しまれるのは市長さん本人ではないですか?

皆さんのご意見を聞いてみたいと思っています。

牟田茂 :

本当に住民の事を思うのなら、人員を削減するのでなく、給与を半減すべき、議員は他の先進国のように原則無給のボランテアで仕事が終わった、夜遣れば良い。もう30年以上も昔のことですが、アメリカメイン州から来ていた大学生が、お母さんは市長をしているが、無給ボランテアであるといっていました、もちろん議員は無給。最近ではカリフォルニア州知事だったシュワちゃんも2000万弱の報酬を辞退し無給のボランテアでした。(20億の寄付をして辞めている)本当に住民の事、財政の無駄を考えるなら、働いて税金を納めて財政に協力すべきです。結局全体の奉仕者等と言いながら、税金からお金頂戴している。自分達がまずボランテアでやるとなぜ言い出さないのか?独裁国家の利権しがみつく連中を見ているようで、情けない、住民が従順な事を良い事に、まるで詐欺です。他の自由主義先進国がかみれば、狡猾な特異な情景に見えます。
寄生虫の様に税金など当てにせず、自分の食扶ちは、自分で稼ぐ、どうしてこんなに簡単な原理原則事が出来ないのか?いつからこの様な日本人が増殖したのか??

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