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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

中国産餃子は食べれない?

2008年2月 7日 10:57 高松ひでき 記す

中国製冷凍餃子事故の被害が拡大しています。 重体だった女児に笑顔が戻ったらしくひと安心ですが、食の安全安心を揺るがす大問題であることは間違いありません。 今回の事故に関して「過激分子による犯行の可能性」 と中国検疫当局者が言及しておりネット上ではテロ説や陰謀説まで流れ混沌とした状況です。そもそも問題となった農薬メタミドボスは日本では流通していないが中国では簡単に入手できるものらしい。 さらにメタミドホスなどの毒性を高め、兵器用に改造したものがサリンです。 多くの食料を輸入に頼っている日本では、食の安全安心は神話でしかないのかもしれません。 よくニュースなどに出てくる食糧自給率という言葉ですが、正式にはカロリーベース食糧自給率です。 このカロリーベース食糧自給率は昭和40年には73%だったものが、平成17年には40%まで落ちています。しかし、自給率にはもう一つ 「生産額ベース自給率」というものもあります。こちらで計算すれば昭和40年は86%、平成17年には69%になります。 生産額も減ってきていますがカロリーベースほどではありません。 また食生活の変化もカロリーベース食糧自給率が落ちた要因のひとつとも言えます。みなさんはこの数字をどの様にお考えですか? いずれにしても自給自足とはほど遠いのが現状です。農政の転換時期にきているのかもしれません。

マスコミなどの報道で中国産を買い控えている現状が映し出されていますが、 日本で製造された製品でも多くの中国産原材料が使われているのが現実です。しかし原材料が50%以上の場合だけ、原産国表示をしています。 つまり、原材料が50%以下の時は国内産なのか外国産なのかわからないことになります。

直接、 口に入るものだけに慎重に選びたいものですが、消費者のわからないところばかりです。 私たちは輸入元や販売元を信用して購入していますので裏切りのないようにしてもらいたいものです。

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